マカオ、カジノ売上に占めるVIPルーム比率上昇続く…17年第3四半期

マカオ政府博彩監察協調局は10月16日、今年第3四半期(2017年7〜9月)の各種ギャンブル統計を公表した。

今年第3四半期のカジノ売上は第2四半期から6.5%増となる670.01億パタカ(日本円換算:約9309億円)。このうち、VIPルームによる売上を反映するVIPバカラ売上は同7.9%増の386.87億パタカ(約5375億円)で、カジノ売上全体に占める割合は0.7ポイント上昇の57.7%に達した。

今年第3四半期までの累計カジノ売上は前年の同じ時期から18.8%増の1933.78億パタカ(約2兆6868億円)。カジノ売上に占めるVIPルームの割合は4.3ポイント上昇の56.9%。

また、今年第3四半期末時点のカジノ施設数は40で、ゲーミング(カジノ)テーブル台数は第2四半期末から36台増の6449台、スロットマシン台数は106台増の1万6310台だった。

ゲーミングチップとバカラテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

ゲーミングチップとバカラテーブルのイメージ(資料)—本紙撮影

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