マカオカジノ運営大手サンズチャイナが従業員向けギャンブル依存対策講座を5年連続開催

マカオのカジノ経営ライセンスを保有する6陣営の一角、サンズチャイナは10月16、17日にかけて、カジノ運営部、警備部、人事部に所属する80人の従業員に対し、ギャンブル依存に関する知識を深めるためのレスポンシブルゲーミングトレーニング講座を開催した。

レスポンシブルゲーミング(責任あるギャンブル)とは、マカオにおいては政府及び運営事業者等によるギャンブル依存対策をはじめとする社会コストへの対応を意味する。

今回の講座では、米ネバダ州立大学ラスベガス校国際ゲーミング学院のボー・J・バーナード教授、マカオレスポンシブルゲーミングアドバイザーでトレーナー育成経験を持つサンズチャイナのロメウ・エスピリト・サント氏、ギャンブル依存対策に取り組むマカオ聖公会ソーシャルサービスコーディネーションオフィスのシニアアドバイザーらが講師を務めた。受講者にはネバダ州立大学ラスベガス校が発行する修了証が授与された。

サンズチャイナでは、2013年からレスポンシブルゲーミングトレーニング講座の開催をスタート。これまで5年間累計で430人の従業員が参加し、トレーニング時間は2400時間に上るという。

サンズチャイナは主に米国、マカオ、シンガポールでカジノIR(統合型リゾート)を運営する米ラスベガスサンズグループ(LVS)の子会社で、マカオ半島でサンズマカオ、コタイ地区でプラザマカオ、サンズコタイセントラル、パリジャンマカオの各IR施設の運営などを手がける。

サンズチャイナが従業員向けに開催したレスポンシブルゲーミングトレーニング講座の様子(写真:Sands China Limited)

サンズチャイナが従業員向けに開催したレスポンシブルゲーミングトレーニング講座の様子(写真:Sands China Limited)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ治安警察局は6月13日、公共エリアにおける賭博行為でローカルの男女5人(57〜70歳)を検…
  2.  マカオ政府海事・水務局(DSAMA)は6月13日、同局が管轄するギア灯台(東望洋燈塔)について、…
  3.  英「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)」は6月12日、2024年度のTHE世界大学影…
  4.  マカオ司法警察局は6月12日、同日カジノ施設などが集積する繁華街のひとつ、マカオ半島新口岸地区に…
  5.  6月12日付のマカオ特別行政区公報(官報に相当)に2023年廉政公署(汚職捜査機関、CCAC)業…

ピックアップ記事

  1.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年6月号
(vol.132)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun