マカオ税関、商標権侵害スニーカー販売店を摘発

マカオ税関(澳門海關)は12月13日、マカオ半島北区の店舗で商標権を侵害したスニーカーが売られているとの情報提供を受けて捜査に着手し、12日に同店への立ち入り検査を実施したと発表した。

税関では、店内から465足の商標権を侵害したスニーカー、小売価格にして約20万パタカ(日本円換算:約280万円)相当分を発見、マカオ人の店主の男(45)の身柄を拘束したとのこと。

店主は税関の調べに対し、スニーカーは外地で1足あたり100〜200パタカ(約1400〜2800円)で仕入れ、200〜400パタカ(約2800〜5600円)で販売していたなどと話しているという。税関では、店主を知的財産権関連法違反で起訴する方針。

マカオ税関が立ち入り検査を実施した商標権侵害スニーカー販売店=2017年12月12日(写真:澳門海關)

マカオ税関が立ち入り検査を実施した商標権侵害スニーカー販売店=2017年12月12日(写真:澳門海關)

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