マカオ、コンビニ等でたばこ製品の公開陳列不可に…2018年元旦から

世界的な健康意識の高まりを受け、マカオでは屋内公共エリア及び公園などの大半を禁煙とする「新禁煙法(喫煙予防及びコントロール法)」が2012年元旦から施行された。

来年元旦から改正新禁煙法が施行される予定で、禁煙エリアの拡大(バス停の周囲10メートル)や、禁煙場所における喫煙に対する罰金の600パタカ(日本円換算:約8400円)から1500パタカ(約2万1000円)への引き上げのほか、たばこ製品の販売方法についても制限が強化される。

マカオ政府衛生局(SSM)は12月15日、改正新禁煙法施行を前に、たばこ業界団体、大型スーパーマーケットチェーン、コンビニエンスストアチェーンの代表者らを集め、たばこ製品の販売方法の制限強化に関する説明会を実施した。

改正法施行後もスーパー、コンビニ、街頭の新聞スタンド等でたばこ製品の販売を継続することはできるが、製品を公開陳列することは禁止となる。店頭では、取扱商品のブランド名及び価格をSSMが規定するフォーマットにリスト形式(写真参照)にまとめて客に提示するスタイルでの販売となるが、リストを掲出することはできない。なお、たばこ専門店については製品の陳列を認めるが、外部から陳列の様子が見えないようにする必要がある。違反した場合の罰金は、2万〜20万パタカ(約28万〜280万円)。

SSMでは、たばこ製品の陳列を禁止することで、青少年や禁煙に成功した人のたばこ購入機会が減少し、喫煙率の低下につながると説明。また、小売店に対し、たばこ製品の販売時に年齢確認を行うことをあらためて要求した。マカオの法律では18歳未満へのたばこ製品の販売が禁じられている。

SSM規定のたばこ製品取り扱いリストフォーマット(写真:SSM)

SSM規定のたばこ製品取り扱いリストフォーマット(写真:SSM)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は7月22日、いわゆる祈祷詐欺でマカオの高齢者女性から金品を詐取したとして中国人…
  2.  マカオ歴史市街地区の中心に位置する新馬路に面して建ち、1世紀の歴史を持つアイコン的存在の「新中央…
  3.  マカオでは世界的な健康意識の高まりを受け、マカオでは屋内公共エリア及び公園などの大半を禁煙とする…
  4.  マカオ治安警察局は7月22日、マカオ半島の北部の慕拉士大馬路にある工業ビル内の一室で違法麻雀賭博…
  5.  マカオ政府市政署(IAM)は7月22日、マカオの「古樹名木保護リスト」の更新を発表。新たに12株…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年8月号
(vol.134)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun