インフルエンザ流行ピーク突入のマカオで今年初の死亡例

マカオ政府衛生局(SSM)は1月25日、同日午後1時にA型インフルエンザウイルスに感染した4歳の女児が溶血性尿毒症症候群(HUS)で死亡したと発表した。インフルエンザによる死亡例は今年(2018年)初めてとなる。

女児は同月19日に発熱し、同日総合病院の鏡湖醫院を受診。インフルエンザ迅速検査の結果は陰性で、医師から薬を処方され、自宅に戻って休んでいた。22日になっても症状が回復しないため、再度同院を受診。医師が喘鳴を確認したが、肺炎ではないとし、インフルエンザ迅速検査は実施せず、抗生物質を処方され自宅に戻った。23日、呼吸が荒く、心拍数が高い状態となり、同院の救急外来を受診。インフルエンザ迅速試験でA型インフルエンザウイルスに感染していることが確認されたほか、肺炎を併発していることも判明。同日午後から嘔吐、血痰、血便といった症状の悪化が進み、集中治療室で呼吸器治療が行われていた。

マカオの幼稚園ではインフルエンザ予防接種が実施されているが、女児は接種を受けていなかったとのこと。SSMでは、未接種の原因を把握できていないとした。

なお、女児の1歳の妹もA型インフルエンザウイルスに感染し、肺炎を併発しているという。

SSMは23日の記者会見でインフルエンザ流行ピーク期に突入したと宣言したばかり。SSMでは、2017-2018年シーズン向けに12万本の4価インフルエンザワクチンを購入、これまでに10万人超が接種済とのこと。

マカオ政府衛生局による記者会見の様子=2018年1月25日(写真:GCS)

マカオ政府衛生局による記者会見の様子=2018年1月25日(写真:GCS)

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