禁制品の手錠所持で英国人の男逮捕…マカオ国際空港の手荷物検査で発見

マカオ治安警察局の発表によれば、3月12日にマカオ国際空港を出発する旅客便を利用予定の乗客の手荷物をX線検査機に通したところ、禁制品と思われる品が見つかったと空港警備担当から通報を受けたという。

警察官が荷物の中身を確認したところ、マカオで禁制品扱いとなっている手錠4セットが入っているのが確認されたことから、荷物の持ち主である英国人の男(45)を逮捕したとのこと。男は警察の調べに対し、手錠はタイへ旅行した際に購入したもので、護身用として所持していたと供述しているという。

マカオ国際空港の手荷物検査場では旅客の携行品の中から催涙スプレーやスタンガンなどが発見される事案が相次いでおり、過去には日本人旅客による伸縮性こん棒の所持事例もあった。たとえ護身用の商品であっても、同時に攻撃性を有するとみなされることから、マカオでは禁止武器の範疇に含まれている。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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