香港とマカオを結ぶ高速船ターボジェットが交通系ICカード「オクトパス」に対応…チケット買わずに直接搭乗ゲートへ

香港とマカオを結ぶ高速船サービス「ターボジェット」運営会社は3月28日、香港で広く普及する交通系ICカード「オクトパス(八達通)」発行会社とコラボレーションし、同カードを使った直接乗船への対応を開始したと発表した。

サービス名称は「ワン・タップ・トゥ・ボード・ウィズ・オクトパス(八達通一拍即登船)」。香港(上環)からマカオ行きのみの対応となり、搭乗ゲートでカードをタップすれば、空席のある最も出発時間の近い便に搭乗することができるとのこと。また、カードタップ前に係員に申し出た上、身分証を提示することで、高齢者、小児、マカオ居民(マカオ居留権保有者)向けの割引を受けることもできるという。

ターボジェットの香港(上環)〜マカオ(外港)路線は24時間運航で、午前7時から午後23時59分の間は15分ごとの運航。運賃は時間帯や曜日で異なるが、平日昼間のエコノミークラス大人料金が171香港ドル(日本円換算:約2300円)。

ターボジェットの新サービス「ワン・タップ・トゥ・ボード・ウィズ・オクトパス」のイメージ(画像:Shun Tak-China Travel Ship Management Limited)

ターボジェットの新サービス「ワン・タップ・トゥ・ボード・ウィズ・オクトパス」のイメージ(画像:Shun Tak-China Travel Ship Management Limited)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  2.  英「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)」は当地時間の4月30日、THEアジア大学ラン…
  3.  アジア有数の観光デスティネーションのマカオでは、年間最大の書き入れ時のひとつとなる五・一(労働節…
  4.  マカオ司法警察局は4月30日、中国本土の警察当局と連携し、「練功券」と呼ばれる銀行員のトレーニン…
  5.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun