マカオのホテル業フルタイム従業員数4.8%増も人手不足状態…平均月給は5.3%増=18年第1四半期統計

マカオ政府統計調査局は5月29日、今年第1四半期(2018年1〜3月)のホテル人材需給及び報酬調査統計を公表した。

今年第1季末時点におけるホテル業界のフルタイム従業員数は5万7050人で、前年の同じ時期から4.8%の増加となった。今年3月のフルタイム従業員の平均月給(賞与等臨時給含まず)は前年同月から5.3%増の1万7910パタカ(日本円換算:約24.0万円)。

第1季期末時点における空きポジションは前年の同じ時期から255増の2184。空きポジションの採用条件に関しては、64.9%が中国語(いわゆる北京語)、46.8%が英語能力をそれぞれ必要とした。

第1季の雇用率は5.8%、求人率は3.7%で、前年の同じ時期から1.6ポイント、0.3ポイントのそれぞれ上昇。欠員を補充しきれていない状況を反映する結果だった。

マカオ・コタイ地区で建設中の大型カジノIR「グランドリスボアパレス」(資料)=2018年5月-本紙撮影

マカオ・コタイ地区で建設中の大型カジノIR「グランドリスボアパレス」(資料)=2018年5月-本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府金融管理局は12月5日、今年(2023年)10月の貨幣・金融統計を公表。内容のサマリー…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の海洋駅から西湾大橋を通ってマカオ半島…
  3.  マカオでは、今年(2023年)10月以降、アフリカなどからの経由便を利用して空路マカオに到着した…
  4.  マカオ政府衛生局(SSM)は12月4日、2003年の献血者アワード授賞式を開催した際、マカオにお…
  5.  マカオで複数のカジノIR(統合型リゾート)を運営するサンズチャイナ社は12月4日、テンセントビデ…

ピックアップ記事

  1.  マカオ航空日本支社の発表によれば、現在成田路線を週4便(火・木・土・日曜)で運航しているが、今年…
  2.  マカオでは、2019年12月に初の軌道系大量輸送機関として新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌…
  3.  マカオで年に一度開催されるモータースポーツの祭典「マカオグランプリ」。1954年にスタートした歴…
  4.  12月3日午後4時頃、マカオタワーでバンジージャンプを終えたばかりの日本人男性(56)が息切れの…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2023年12月号
(vol.126)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun