マカオ司法警察局、大麻合法化のカナダ発THC含有食品に対する注意喚起発出…すでに国際宅配便使った購入者の逮捕例も

マカオ司法警察局は11月5日、先にカナダで嗜好用の大麻が合法化されたことを受け、当地で食品メーカーによる大麻の有効成分「THC」を含む商品の発売が可能になるとみられるが、マカオでは禁制品となっており、マカオへの持ち込みや域内での販売、飲食は刑罰法令に触れるとし、注意喚起を発出した。

同局によれば、近日中国本土の警察当局と合同で国際宅配便を使ったTHCの輸入事案1件を摘発し、中国本土側で購入者の逮捕に成功したとのこと。代理購入やオンラインショップを利用してTHCを購入できてしまう実態があるという。

また、知らずにTHC入りの食品を口にしてしまうことがないよう、事前に商品パッケージをきちんと確認すること、THC入りの商品をマカオ内の商店やネットショップ上で発見した際には、速やかに司法警察局へ知らせるよう呼びかけた。

マカオ司法警察局によるTHC含有食品に関する注意喚起情報(図版:澳門司法警察局)

マカオ司法警察局によるTHC含有食品に関する注意喚起情報(図版:澳門司法警察局)

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