マカオの総人口対前年2.3%増の66万3400人…海外労働者増で=18年第3四半期末

マカオ政府統計調査局は11月9日、今年第3四半期(2018年7〜9月期)の人口統計を発表した。

今年第3四半期末の時点のマカオの人口は、今年第2四半期末から4500人(0.7%)、前年の同じ時期から1万4900人(2.3%)のそれぞれ増となる66万3400人。性別では女性が全体の53.1%を占めた。

今年第3四半期の新生児数は今年第2四半期から111人増の1552人、新生児の性別比は117.7で、100人の女児に対して男児が117.7人。

死亡人数は同36人増の512人。三大死因はがん(211人)、循環器系疾病(122人)、呼吸器系疾病(40人)で、それぞれ15.3%増、2.5%増、34.4%減。

中国本土からの移民数は同36人減の738人、マカオ居留許可獲得者数は52人減の263人。海外労働者数(中国本土、香港、台湾を含む)は同4833人増の18万6332人で、総人口に占める海外労働者の割合は28.1%。

婚姻登録数は同282件減の716件。今年第3四半期までの累計の婚姻登録数は前年同時期から11件増の2851件。

マカオの面積はおよそ30平方キロメートル、年間インバウンド旅客数はおよそ3200万人で、極めて人口密度の高い状態が続いている。

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

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