マカオ新中央図書館の設計プラン決まる…歴史的建造物の旧法院ビル活かす=司法警察博物館も併設

マカオ政府文化局(ICM)は11月17日、マカオ半島の南灣エリアの旧法院ビル及び旧司法警察局ビルの跡地で計画している新中央図書館建設プロジェクトについて、設計プランの落札者がMAA馬若龍建築師事務所有限公司に決まったと発表。イメージ画像などを公開した。

設計プランは、文化財建築物で1951年に建てられた旧法院ビル独特の風格と文化的価値のある建築要素と特徴を完全な形で保全するものとなっているとのこと。

新棟は地下を含めて11フロア構成で、図書館部分の閲覧席は1125席、蔵書は80〜100万冊で、24時間開放の閲覧室も設置。クリエイティブ関連商品を取り扱うショップやカフェ、多機能ホール、司法警察博物館も併設する。

ICMでは、設計プランは2020年までに5段階に分けて完成見込みとなっており、旧法院ビル部分の第1期図書館から段階的にオープンすることを目指すとした。

マカオ新中央図書館設計プランのイメージ画像(写真:ICM)

マカオ新中央図書館設計プランのイメージ画像(写真:ICM)


マカオ新中央図書館設計プランのイメージ画像(写真:ICM)

マカオ新中央図書館設計プランのイメージ画像(写真:ICM)

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