18年のマカオ消費者委員会への苦情件数2290件…タクシー関連が対前年4割増

マカオ消費者委員会は1月11日、昨年(2018年)に消費者から同会へ寄せられた苦情及び相談の件数と内容を発表した。苦情が2290件、相談が2753件の計5043件で、このうち1299件がインバウンド旅客からのものだったという。

苦情のジャンル別内訳トップ5は宝飾品(201件)、公共交通(166件)、食品・飲料(163件)、パーソナルケア製品・サービス(148件)、飲食サービス(144件)で、苦情総数のおよそ35%を占めた。

宝飾品の苦情は、ゴールドやダイヤモンドの価格と品質に関する問題が主で、団体旅行客がツアーの一環として立ち寄ることになっているショップが絡むものも多かったとした。

また、公共交通の苦情のうち、およそ75%がタクシーのぼったくりとサービス態度に関するもので、前年から4割超の増加だったという。

マカオは面積約30平方キロメートルの小さな街だが、人口約66万人、年間訪マカオ外客数は3000万人超に達するアジア有数の観光都市として知られる。

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

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