マカオの公共路線バス40路線、旧暦大晦日に終発繰り下げ

マカオ政府交通事務局は春節(旧正月)シーズンを間近に控えた1月31日、旧暦の大晦日(2月4日)夜から元日(2月5日)未明にかけて多くの市民や観光客の外出が見込まれるため、公共路線バスの終発時刻の繰り下げや一部深夜バスを大型車両で運行すると発表した。

同局によれば、公共路線バス40路線で、最終バスの始発バス停の出発時刻を5日午前1時に繰り下げるほか、終夜運転している深夜バスのうち中型サイズの車両で運行しているN3系統を大型に切り替えるとのこと。

終発時間繰り下げの対象となる路線の詳細等は、マカオ政府交通事務局(DSAT)公式ウェブサイト内のバス情報ページ(http://www.dsat.gov.mo/bus)で確認することができる。

マカオの面積は東京の山手線の内側のおよそ半分にあたる約30平方キロ、人口は約66万人という小さな地域だが、年間インバウンド旅客数はおよそ3250万人という規模。公共バスの路線数は深夜バスも含めて80以上、網の目のような路線ネットワークが形成されており、年間利用者数は延べ2億人超に達する。

マカオの路線バス(資料)=プラサ・フェレイラ・アマラル・バスターミナル—本紙撮影

マカオの路線バス(資料)=プラサ・フェレイラ・アマラル・バスターミナル—本紙撮影

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