マカオ、フェリー乗船券転売の女3人逮捕…交通チケット投機販売容疑

マカオ海關(税関)とマカオ治安警察局は春節シーズンが終盤を迎え、多くの旅客が澳門を離れる時期にあたる2月10日と11日の2日間にかけて、マカオの海の玄関口となるマカオ外港及びタイパの2つのフェリーターミナル周辺において治安環境浄化を目的としたフェリー乗船券の転売やスリ行為に対する取り締まりを実施した。

今回の取り締まりにおいて、両局の捜査員が外港フェリーターミナルに接続する高架橋上で旅客に声掛けし、フェリー乗船券を転売していたとみられる女3人を発見。所持品を確認したところ、カジノ運営企業がプロモーション用に発見した無料チケット8枚を所持しており、その後の調べで転売行為を認めたため、交通チケット投機販売容疑で逮捕。このほか、オーバーステイの女1人を発見し、治安警察局の出入境管理部門に身柄を引き渡したとのこと。

マカオの多くのカジノでは、ギャンブラーがプレイするごとにポイントが貯まる会員プログラムを用意しており、一定のポイントに達するとフェリーチケットやホテル宿泊券、家電製品などの賞品と引き換えることができる。

マカオ税関とマカオ治安警察局がフェリー乗船券転売行為等に対する取り締まりを実施(写真:澳門海關/澳門治安警察局)

マカオ税関とマカオ治安警察局がフェリー乗船券転売行為等に対する取り締まりを実施(写真:澳門海關/澳門治安警察局)

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