マカオで日系ペルー料理ワークショップ開催…世界で高い評価を受けるリマの高級店「Maido」のミツハル・ツムラ料理長がレクチャー

このほど、マカオの公立観光専門学校マカオ旅遊学院(IFT)がペルーの日系人シェフ、ミツハル・ツムラ(津村光晴)氏を招聘し、日系ペルー料理ワークショップを開催した。

ツムラ氏は「世界のベストレストラン50」で7位(2018年)、「ラテンアメリカのベストレストラン50」で2年連続(2017〜18年)1位にランクインするなど、世界的に高い評価を受けるペルー・リマの高級店「Maido(マイド)」の料理長で、2018年2月にオープンしたマカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)MGMコタイのペルー日系フュージョン料理レストラン「雅吉(アジ)」の顧問も務めるほか、日系ペルー料理に関する書籍『Nikkei es Peru』の編集にも携わったという。

今回のワークショップでは、クッキングマネジメント学を専攻する学生らに対し、日系ペルー料理のバックグラウンド、特徴的な食材、調理法などについて、実演を交えてレクチャーが行われたとのこと。

ツムラ氏はワークショップ終了後、マカオ料理と日系ペルー料理は長い歴史の中で異なる文化が融合して育まれたところに共通点があるとし、マカオの学生らに向けて創造性と誇りを持ってマカオ料理の発展に尽くしてほしいと激励した。

日系ペルー料理ワークショップで実演講義を行うミツハル・ツムラ氏(写真:IFT)

日系ペルー料理ワークショップで実演講義を行うミツハル・ツムラ氏(写真:IFT)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は4月26日、今年第一四半期(2024年1〜3月期)の雇用…
  2.  マカオの公共路線バスで4月25日午前0時から中国本土版のアリペイ、香港版のアリペイ、マカオ以外の…
  3.  近日、マカオを含む中国華南の珠江デルタ地域では大雨が続いている。  マカオ政府海事・水務局…
  4.  マカオ貿易投資促進局(IPIM)は4月24日、マカオにおけるMICE誘致状況のアップデートを明ら…
  5.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…

ピックアップ記事

  1.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  5.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun