マカオ政府社会工作局の事務所とサービスセンターに視覚警報システム設置…バリアフリー化推進

マカオ特別行政区政府は2017年に「マカオ特区ユニバーサルデザイン建築ガイドライン」を制定し、公共施設のバリアフリー化を推進している。

マカオ政府の社会福祉行政を管轄する社会工作局(IAS)は2月25日、バリアフリー対策の一環として、同局の事務所及びサービスセンター17ヶ所に耳の不自由な人に対して明瞭に火災警報を知らせる視覚警報システムを約430台設置したと発表。

視覚警報システムは警報音だけではなく、色付きの点滅灯による緊急信号を発するもので、耳の不自由の人にもいち早く危険を知らせることができるとのこと。

マカオ政府社会工作局の事務所及びサービスセンターに設置された視覚警報システム(写真:IAS)

マカオ政府社会工作局の事務所及びサービスセンターに設置された視覚警報システム(写真:IAS)

関連記事

最近の記事

  1.  インバウンド旅客の大半を中国本土からの旅客が占めるマカオにとって年間最大の書き入れ時のひとつとな…
  2.  マカオ司法警察局は10月7日、勤務中に少なくとも60万香港ドル(日本円換算:約1143万円)分の…
  3.  マカオ政府統計・センサス局は10月7日、今年(2024年)6〜8月期の住宅価格指数を公表。 …
  4.  澳門海關(マカオ税関)は10月6日、同月5日にマカオ国際空港の到着口にある税関検査場で未検疫の大…
  5.  マカオ治安警察局は10月6日、自動車の運転者と歩行者の安全を確保するため、マカオ域内の各所でキッ…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  2.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年10月号
(vol.136)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun