セガサミークリエイションがG2Eアジア2019でセガIPスロットゲームを初披露…第1弾は『バーチャ・ファイター』と『ハウス・オブ・ザ・デッド』

セガサミークリエイション株式会社はきょう(5月21日)からマカオで開催中の国際カジノ見本市「Global Gaming Expo Asia(G2Eアジア)2019)」にて、セガIPを使用した新規ビデオスロットゲーム『Virtua Fighter BATTLE GENESIS™(バーチャ・ファイター・バトル・ジェネシス)』と『HOUSE OF THE DEAD SCARLET DAWN BATTLE GENESIS™ (ハウス・オブ・ザ・デッド・スカーレット・ドーン・バトル・ジェネシス)』の2タイトルを初披露した。

両タイトルは今夏マカオをはじめとするアジア各国・地域でリリース予定といい、すでに複数の大型カジノ施設への設置が決まっているとのこと。

セガのオリジナルIPの代表格に挙げられる「Virtua Fighter」シリーズは、世界初の3D格闘ゲームとして1993年にリリースされ、25年以上経った今でも、世界中の格闘ゲームファンから愛される大人気対戦格闘ゲームだ。アーケードゲームのほか、家庭用ゲーム、モバイルゲーム、アニメ、コミック、パチンコ・パチスロ等幅広いジャンルへ展開されている。本スロットゲームでは、プレーヤーは結城晶(ゆうきあきら)に扮し、お馴染みの顔ぶれと激しいバトルを繰り広げるという。シンボルに晶の必殺技が出現する等、オリジナルゲームを彷彿させる演出が多数盛り込まれているとのこと。

ゾンビを撃ち倒すガンシューティングゲームとして世界的人気を誇る「HOUSE OF THE DEAD(HOD)」シリーズは、1997年に第1作目がリリース。以降、アーケード版だけでなく家庭用ゲーム、モバイルゲーム、映画等に幅広く展開。最新作は2018年にリリースされ、20年以上に渡りファンを魅了している。本スロットゲームではホラー映画を想起させるBGMやカメラカット等に加え、HODシリーズならではの次々とゾンビを倒す爽快感をボーナスフィーチャーで体験できるという。スロットゲームでありながら、ガンシューティングゲームさながらの手に汗握るエキサイティングな演出が特徴とのこと。

両タイトルには、スロットリールを用いてバトルを行う特許出願中のボーナスフィーチャー『Battle Challenge feature(バトル・チャレンジ・フィーチャー)』が搭載されている。このフィーチャーでは、出現するシンボル数の多さで勝敗を決め、プレーヤーが勝利した場合にはボーナスプライズを獲得できるという。世界的に人気の高いIPゲームであると同時に、今までにない新たなボーナスフィーチャーを搭載したセガIPシリーズは、既存のスロットプレーヤーだけに限らず、新たなプレーヤー層の取り込みに貢献できるスロットゲームとなりそうだ。

『Virtua Fighter BATTLE GENESIS™』と『HOUSE OF THE DEAD SCARLET DAWN BATTLE GENESIS™』の筐体イメージ ©SEGA ©SEGA SAMMY CREATION INC.

『Virtua Fighter BATTLE GENESIS™』と『HOUSE OF THE DEAD SCARLET DAWN BATTLE GENESIS™』の筐体イメージ ©SEGA ©SEGA SAMMY CREATION INC.


「G2Eアジア2019」のセガサミークリエイションブース ©SEGA SAMMY CREATION INC.

「G2Eアジア2019」のセガサミークリエイションブース ©SEGA SAMMY CREATION INC.

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  2.  マカオ治安警察局は7月26日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を…
  3.  ユネスコのアジア太平洋地域世界遺産研修研究所は7月23日、第46回国連大会が開催中のインド・ニュ…
  4.  マカオ司法警察局は7月25日、マカオで覚醒剤の密売したとしてタンザニア人旅客の20代の男を逮捕し…
  5.  マカオ治安警察局は7月25日、カジノ施設が集積するマカオ半島新口岸地区にあるスーパーマーケットで…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  4.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年8月号
(vol.134)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun