サンズチャイナ系マカオ3ホテルがインターコンチネンタルアライアンスリゾート加盟

マカオ政府とコンセッション(カジノ経営権契約)を結ぶ6陣営の一角にあたるサンズチャイナは6月25日、インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)と提携し、マカオにある同社傘下のIR(統合型リゾート)に入る3ホテルがインターコンチネンタルアライアンスリゾートに加盟すると発表。

今回、サンズチャイナ傘下でインターコンチネンタルアライアンスリゾートに即時加盟するのは、ザ・ヴェネチアン・マカオ(客室数:約3000室)、ザ・パリジャン・マカオ(約2500室)の2ホテル。ザ・ロンドナー・ホテル(約600室)については開業後から(2020年開業予定)。契約期間は3ホテル共通で2027年までとのこと。

インターコンチネンタルアライアンスリゾートはIHGによる直接運営・管理ではないものの、インターコンチネンタルのリゾートと同レベルのサービスを提供するホテルとされ、IHGリワーズクラブ及びインターコンチネンタルアンバサダー会員はIHGリワーズクラブのポイントを獲得・交換できるという。

「ザ・ヴェネチアン・マカオ」(写真:Sands China Limited)

「ザ・ヴェネチアン・マカオ」(写真:Sands China Limited)


「ザ・パリジャン・マカオ」(写真:Sands China Limited)

「ザ・パリジャン・マカオ」(写真:Sands China Limited)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府統計・センサス局が4月26日に公表した資料によれば、今年(2024年)3月の総合消費者…
  2.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  3.  マカオ司法警察局は4月26日、前月(3月)コタイ地区の統合型リゾート(IR)併設カジノ場内にある…
  4.  澳門海關(マカオ税関)は4月26日、世界知的所有権機関(WIPO)が制定した「世界知的財産の日(…
  5.  マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土では5月1日から5日までが5連休(「五・一」労働節ゴ…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  4.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  5.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  5.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun