マカオ、19年第2四半期の総体住宅価格指数268.4…同年第1四半期から1.9%上昇

マカオ政府統計調査局は8月8日、今年第2四半期(2019年4〜6月期)の住宅価格指数を公表。総体住宅価格指数は268.6で、前回調査(今年3月〜5月期)から横ばい。エリア別ではマカオ半島が0.1%上昇の271.1、タイパ島・コロアン島が0.2%下落の257.0。

現住物件(中古)の価格指数は0.3%上昇の289.5。エリア別にみると、マカオ半島が0.4%上昇の285.0、タイパ・コロアン島が0.1%上昇の309.1。築年数別では、6〜10年と5年以下が2.2%、0.7%のそれぞれ上昇だった一方、20年以上は0.1%の下落。未完成物件(プレビルド)については0.8%下落の275.4。

今年第1四半期との比較では、総体住宅価格指数が1.9%上昇。中古、プレビルド価格指数は2.0%、1.2%のそれぞれ上昇だった。実用面積別では、50平米以下、100平米以上の住宅価格指数が3.0%、2.8%のそれぞれ上昇。物件の階数別では、7階建以下の物件の指数が0.9%、7階建以上が2.1%のそれぞれ上昇だった。

住宅価格指数は2011年を基準とし、住宅売買・移転にかかる不動産印紙税資料をもとに算出されたもの。

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2018年1月本紙撮影

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2018年1月本紙撮影

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