マカオ 19年8月貨幣・金融統計公表…預金残高は前月から1.9%減の約15.1兆円

 マカオ政府金融管理局は10月4日、今年(2019年)8月の貨幣・金融統計を公表した。内容のサマリーは下記の通り。

【マネーサプライ】
 流通貨幣が前月から1.3%、通知預金が4.1%のそれぞれ増加となり、M1は3.5%増。準通貨負債は0.3%減、通貨供給量M2は0.2%増の6636億マカオパタカ(日本円換算:約8兆7883億円)となった。前年同月との比較では、M1が6.7%、M2が6.8%のそれぞれ増。M2に占める通貨別の比率はマカオパタカが31.7%、香港ドルが48.4%、人民元が5.3%、米ドルが12.8%。

【預金】
 マカオ居民(マカオ居留権保有者)による預金残高は前月から0.2%増の6471億マカオパタカ(約8兆5698億円)、非居民による預金残高は4.4%減の2535億マカオパタカ(約3兆3572億円)、公共部門の銀行システムへの預金残高は1.9%減の2436億マカオパタカ(約3兆2261億円)で、これらを総合して計算した銀行システムの預金残高は1.3%減の1兆1441億マカオパタカ(約15兆1480億円)。このうち、マカオパタカ、香港ドル、人民元、米ドルの占める割合はそれぞれ19.2%、47.9%、4.5%、26.0%。

【融資】
 地元民間部門への融資は前月から0.6%増の5103億マカオパタカ(約6兆7564億円)。対外民間部門への融資は1.7%減の5551億マカオパタカ(約7兆3496億円)。民間部門へ融資額は合計で0.6%減の1兆0655億マカオパタカ(約14兆1073億円)となり、マカオパタカ、香港ドル、人民元、米ドルの比率はそれぞれ17.2%、49.2%、5.4%、25.4%。

【預貸率/不良債権比率】
 銀行のマカオ居民に対する預貸率は今年8月末時点で前月末から0.6ポイント上昇の57.3%。非マカオ居民含む総体預貸率は0.6ポイント上昇の93.1%。1ヶ月及び3ヶ月ベース計算による流動資産対負債比率はそれぞれ52.9%、48.7%水準。不良債権比率は0.3%を維持。

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

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