毎年恒例のマカオ特別行政区政府本部一般公開日発表…10月19・20日

 毎年秋の恒例イベントとなるマカオ特別行政区政府總部(本部)の一般公開について、今年(2019年)は10月19日(土)及び20日(日)の2日間にわたって実施されることが発表となった。

 政府本部はマカオ政府の中枢施設のひとつ。ポルトガル統治時代にマカオ総督府として使われていたもので、現在はマカオ行政長官や政府高官がVIPとの会談などの際に利用する歴史的建造物の「禮賓樓」、2つの事務棟、補助部門棟の計4つの建物と庭園で構成される。今回の一般公開の対象は禮賓樓の一部と庭園部を予定している。

 会場では警察銀楽隊及び演芸学院の学生による音楽、舞踏パフォーマンス、中国の建国70周年とマカオ返還20周年をテーマにしたフラワー展などの催しが予定されている。両日とも公開時間は午前9時から午後6時まで、料金は無料。自撮り棒、雨傘、飲食物、ペットの持ち込みは不可とのこと。

 通常は外観しか見学できないことから、内部を参観できる貴重な機会として観光客、マカオ市民に人気のイベントとなっている。

マカオ特別行政区政府本部の「禮賓樓」(写真:GCS)

マカオ特別行政区政府本部の「禮賓樓」(写真:GCS)

関連記事

最近の記事

  1.  インバウンド旅客の大半を中国本土からの旅客が占めるマカオにとって年間最大の書き入れ時のひとつとな…
  2.  マカオ司法警察局は10月7日、勤務中に少なくとも60万香港ドル(日本円換算:約1143万円)分の…
  3.  マカオ政府統計・センサス局は10月7日、今年(2024年)6〜8月期の住宅価格指数を公表。 …
  4.  澳門海關(マカオ税関)は10月6日、同月5日にマカオ国際空港の到着口にある税関検査場で未検疫の大…
  5.  マカオ治安警察局は10月6日、自動車の運転者と歩行者の安全を確保するため、マカオ域内の各所でキッ…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  3.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…

注目記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年10月号
(vol.136)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun