マカオ治安警察局がカジノ密集エリアで大規模取り締まり実施

 マカオ治安警察局は11月2日、同月1日から2日未明にかけて、社会の安寧と公共秩序の安全を確保する目的でカジノ施設が密集するマカオ半島新口岸地区及びコタイ地区を中心とする市内各所で大規模な取り締まり作戦を実施したと発表。

 警察によれば、今回の取り締まりで調査対象となったのは130人(男97人、女33人)で、うち39人を詳細な調査のため警察署へ連行。最終的に37人を違法な貨幣両替及び買春従事していたとして、関係機関に送致したとのこと。

 また、1日には同作戦に絡んで違法宿泊施設に対する取り締まりも実施。マカオ半島とタイパ島にあるマンション内にあった3施設が摘発された。部屋には計23人の客(男11人、女12人)がいたという。経営者とみられる男1人の身柄を拘束済みで、まもなく関係機関に送致予定とした。

マカオ治安警察局によるカジノ密集エリアでの大規模取り締まりの様子(写真:マカオ治安警察局)

マカオ治安警察局によるカジノ密集エリアでの大規模取り締まりの様子(写真:マカオ治安警察局)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府統計・センサス局が4月26日に公表した資料によれば、今年(2024年)3月の総合消費者…
  2.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  3.  マカオ司法警察局は4月26日、前月(3月)コタイ地区の統合型リゾート(IR)併設カジノ場内にある…
  4.  澳門海關(マカオ税関)は4月26日、世界知的所有権機関(WIPO)が制定した「世界知的財産の日(…
  5.  マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土では5月1日から5日までが5連休(「五・一」労働節ゴ…

ピックアップ記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  4.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  2.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun