マカオグランプリ開催期間中はドローン使用禁止に…マカオ半島全域で

 長い歴史を持ち、世界的な知名度と人気を誇るモーターレースの祭典、マカオグランプリ。今年(2019年)の「サンシティグループ第66回マカオグランプリ」の開幕がいよいよ来週、11月14日に迫っている。

 マカオの航空関連法を所管する政府民航局は11月6日、今回のマカオグランプリ開催期間中(11月14〜17日)について、安全なレース環境を確保するため、マカオ半島全域におけるドローンの使用を禁止すると発表。同局の許可を得た公式撮影用のものについては例外となる。また、今回の措置に違反した場合、2000〜2万マカオパタカ(日本円換算:約2万6920〜26万9200円)の罰金が科せられるとした。

 マカオでドローンを利用する際には航空関連法の規定を遵守する必要がある。今年に入って以降、世界遺産・聖ポール天主堂跡にドローンが接触する事故が2件発生するなど、これまでにドローンをめぐるトラブルも複数報告されている。

 マカオグランプリはマカオ半島の一部の公道を転用した全長6.2キロメートルの「ギア・サーキット」で開催される。

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

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