マカオのバス車内で女子高生に体液かける「ホットパンツ姿の外見に惹かれた」中国本土出身30代の男逮捕

 マカオ治安警察局は10月16日、マカオ就労者身分証を持つ中国本土出身の自称エンジニアの男(35)をセクシャルハラスメント罪で逮捕、検察院送致したと発表。

 警察発表によれば、同月14日夜、マカオ人の女子高生(16)がタイパ島を走行中の公共路線バス車内で別の乗客からセクハラ被害に遭ったとの通報が寄せられたとのこと。女子高生からの申し出で事件発生を知った運転士がすぐに路肩へバスを停め、ドアを閉めた状態で警察の到着を待ったという。

 警察官が現場へ到着した後、女子高生から事情を聞いたところ、通路に立っていた際、背後から硬いものが接触するのを感じながらも、車内が混雑していたため気に留めていなかったが、しばらくして自身のふくらはぎの部分に白色の液体がかかっているのに気づき、セクハラ被害を受けた可能性があるとして運転士に相談したと説明。また、警察官がバス車内で挙動不審の男を発見し、再三問答を繰り返した末、犯行を認めたという。

 被疑者は警察の調べに対し、車内で被害者女性を見かけた際、ホットパンツ姿の外見に惹かれ、自己制御できなくなり、車内が混雑してきたのに乗じて体液をかける行為をしまったなどと供述したとのこと。

 近日、マカオでは女性をターゲットとしたセクハラ事件が多発しており、警察が注意を呼びかけている。

セクシャルハラスメント罪で検察院送致される中国本土出身の男(写真:マカオ治安警察局)

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