マカオ・タイパ島の「ギマランイス大通りスカイコリドー」が竣工…LRT運動場駅と住宅密集地を結ぶ

 マカオ政府土地工務運輸局(DSSOPT)は6月10日、タイパ島の歩行者専用高架歩道「ギマランイス大通り(基馬拉斯大馬路)スカイコリドー」が月初に竣工し、まもなく運用開始となる見込みと発表。

 ギマランイス大通りスカイコリドーは全長約700メートル、高さ約10.6メートル、幅約4.5メートルで、2019年12月に開業した新交通システムマカオLRTのエスタディオ(運動場)駅と高層マンション群が建ち並ぶ人口密集地を結ぶ。周辺には住宅群のほか、社会施設、公園、学校、体育館、観光名所のタイパビレッジなどもあり、歩車分離により安全性の向上、マカオLRT駅との接続による広域移動の利便性向上などが期待される。

「ギマランイス大通りスカイコリドー」全景(写真:DSSOPT)


「ギマランイス大通りスカイコリドー」には地上との接続口が4ヶ所あり、エレベーターまたはエスカレーターが設置されるとのこと(写真:DSSOPT)

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