日本人旅客減少幅が若干改善―4月入境旅客統計

マカオ政府統計調査局は23日、今年(2013年)4月の入境旅客数統計を発表。総数はのべ2,398,340人となり前年同月比0.7%の微増、うち日帰り旅客が1,238,786人で全体の51.7%を占めた。なお、日本人旅客は1月に一旦復調の兆しを見せたが、2月、3月、4月は再び大幅減に転じている。

今年4月の入境旅客の出身地別では、中国本土旅客が前年同月比10.4%増の1,536,262人(うち個人旅行者613,876人)、省市別では広東省が647,340人、福建省65,463人が多かった。この他、韓国が8.9%増の30,616人、タイが20.0%増の27,173人、一方、香港が17.7%減の538,663人、中国台湾が4.8%減の81,607人、日本が24.6%減の20,039人だった。昨年秋以降減少傾向にあった日本は1月に一旦15.0%減まで回復、その後2月は再び47.7%の大幅減となったが、3月、4月若干持ち直しつつある。

3月の旅客平均滞在時間は1.0日で前年比0.1日減、宿泊を伴う旅客の平均滞在時間は1.8日、同日帰り旅行者は0.2日。

今年1〜4月の入境旅客数はのべ9,474,782人となり、前年比1.6%増。日帰り旅客が51.9%を占めた。旅客総数のうち、中国本土が5,950,456人、香港が2,262,993人、韓国が159,450人、タイ87,965人が対前年上昇。一方、中国台湾が320,195人、日本が96,649人、マレーシアが88,212人で減少となっている。米国、オーストラリア、カナダの遠距離各国からの旅客も減少。

スムーズな出入境を目指して努力が続けられる (c) 治安警察局

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