マカオの観光クルーズ船が新路線開設…世界遺産・媽閣廟前とコロアン島のコロアンヴィレッジ結ぶ

 海の上からマカオを望む新たな観光アトラクションとして2018年12月に登場した「マカオクルーズ(澳門海上遊)」。

 これまで、タイパ島・北安地区にあるタイパフェリーターミナルとコロアン島・コロアンヴィレッジにあるコロアンピア、マカオ半島のマカオフィッシャーマンズワーフとコロアンピアを結ぶ2路線体制だったが、新たに世界遺産・媽閣廟前の媽閣ピアとコロアンピアを結ぶ新路線が7月1日から開設された。

 マカオクルーズを運営するシュンタック・チャイナトラベル・シップマネジメント社の発表によれば、媽閣ピアとコロアンピアを結ぶ新ルートは毎週木曜日から日曜日までの運航で、運航本数は1日6往復とのこと。所要時間は約25分。料金は片道1人あたり60マカオパタカ(日本円換算:約840円)。

「マカオクルーズ」の船体イメージ(写真:Shun Tak-China Travel Ship Management Limited)


「マカオクルーズ」が運航する3路線のイメージ(写真:Shun Tak-China Travel Ship Management Limited)

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