マカオ・内港と珠海・湾仔結ぶ渡し船が運航再開へ

 7月下旬に中国本土で出現し、マカオにも影響が生じた新型コロナの再流行が約1ヶ月を経て落ち着き、両地の往来に係る水際措置についても段階的に緩和された。

 マカオ政府海事・水務局(DSAMA)は9月13日、マカオ・内港と広東省の珠海・湾仔結ぶ渡し船について、翌14日から運航を再開すると発表。運航間隔を30分に1本とのこと。

 乗船にあたってはマスクの着用が必須とされている。通関には新型コロナ核酸検査(PCR検査)陰性証明書及び「健康コード」(衛生当局の指定ウェブサイトで直近の滞在歴、新型コロナ患者との接触歴の有無、発熱や咳といった症状の有無、連絡先を入力して生成されるもの)の提示など水際措置で定められた諸条件をクリアする必要がある。

 なお、マカオと広東省の間の往来については、渡し船以外にも複数の陸路ルートが存在する。

マカオ・内港と珠海・湾仔結ぶ渡し船(写真:DSAMA)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府統計・センサス局は2月17日、昨年通期(2024年1〜12月)及び昨年第4四半期(10…
  2.  マカオ政府統計・センサス局は2月17日、昨年通期(2024年1〜12月)及び第4四半期(10〜1…
  3.  香港では、「スペースオイル(太空油)」と呼ばれる危険ドラッグが一部の若者の間で乱用されている問題…
  4.  マカオ治安警察局はこのほど、(2025年)2月17日から新たにブラジルとドイツのパスポート保有者…
  5.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は2月14日、昨年通期(2024年1〜12月)及び昨年第4…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」の新線「横琴線(…
  2.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  3.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  4.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2025年2月号
(vol.140)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun