マカオ・内港と珠海・湾仔結ぶ渡し船が運航再開へ

 7月下旬に中国本土で出現し、マカオにも影響が生じた新型コロナの再流行が約1ヶ月を経て落ち着き、両地の往来に係る水際措置についても段階的に緩和された。

 マカオ政府海事・水務局(DSAMA)は9月13日、マカオ・内港と広東省の珠海・湾仔結ぶ渡し船について、翌14日から運航を再開すると発表。運航間隔を30分に1本とのこと。

 乗船にあたってはマスクの着用が必須とされている。通関には新型コロナ核酸検査(PCR検査)陰性証明書及び「健康コード」(衛生当局の指定ウェブサイトで直近の滞在歴、新型コロナ患者との接触歴の有無、発熱や咳といった症状の有無、連絡先を入力して生成されるもの)の提示など水際措置で定められた諸条件をクリアする必要がある。

 なお、マカオと広東省の間の往来については、渡し船以外にも複数の陸路ルートが存在する。

マカオ・内港と珠海・湾仔結ぶ渡し船(写真:DSAMA)

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