三菱重工製LRT実寸大模型がマカオへ到着

8日午前、マカオLRTの原寸大実車模型が日本の三菱重工よりコロアン島の九澳貨物埠頭へ到着。マカオLRTの車輌デザインは昨年市民投票によって2つの候補の中から「オーシャンクルーザー(濱海巡航)」タイプに決定済み。その後、LRT建設を所管するマカオ政府運輸基建辦公室から製造を担当する日本の三菱重工に実寸大模型の制作を依頼していたもの。

今回マカオへ到着した実寸大模型は先頭車両にあたる。ゴムタイヤと連結器も同梱されたいたという。車輌の長さは約11.2メートル、横幅約2.8メートル、高さ約3.8メートル、重量約8トン。今年中に一般公開を行い、車輌内部やパーツの展示を通じてLRTに対する理解と親しみを深めたい考え。 マカオLRTは三菱重工の東京ゆりかもめと同じ「クリスタルムーバ―」タイプ。ゴムタイヤ方式、全自動無人運転システムなどを採用し、低騒音で環境に優しい乗り物を目指している。

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