中国本土、新型コロナ新規市中感染確認は浙江省など4省区で51人…天津市では初の輸入性オミクロン変異株感染例確認も=12/13

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功したが、以降も散発的な市中感染確認例が度々出現している状況。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が12月14日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月13日の中国本土における新規市中感染確認は51人(前日から29人減)だったとのこと。内訳は浙江省44人(紹興市38人、寧波市4人、杭州市2人)、内モンゴル自治区5人(フルンボイル市)、黒竜江省1人(チチハル市)、陝西省1人(西安市)。中国本土で市中感染確認例が出現するのは59日連続。市中の無症状感染例については2日ぶりに出現し、黒竜江省4人(チチハル市)。

 12月13日24時時点の中国全土で治療中を受けている感染確認者数は1431人(うち輸入性が518人)で、重症者は22人(輸入性4人)。無症状の患者445人(輸入性399人)が医学観察下にあるとのこと。

 目下、11月下旬以降の内モンゴル自治区、黒竜江省、浙江省における感染確認増により、再び感染確認者数に占める市中感染患者が過半数となっている。

 中国当局は域内における拡散防止と同時に、域外からの流入と院内感染を防止するための徹底した措置を講じるなどして「清零(ゼロ化)」を目指す徹底的な対処を進めてきた。具体的には、局地ロックダウン、全民PCR検査によるスクリーニング、区域を跨ぐ移動の制限、飲食店等の特定業種に対する営業制限等の措置が挙げられる。しかしながら、10月中旬以降、中国本土の多くの地域で感染力の強いデルタ株の市中感染例が散発している状況。省市区を越えて伝播したものもあれば、一部地域にとどまるものもあり、最初のきっかけとなった感染源もさまざま。近日、内モンゴル自治区フルンボイル市、黒竜江省ハルビン市、浙江省の3市などを中心に散発的な感染例の出現が相次ぐ中、今後の行方が気がかりだ。

 浙江省では、寧波市、紹興市、杭州市の3市を中心に11月22日以降に市中感染確認例が相次いでいる。13日には5日ぶりに下落に転じた。NHCによれば、最近上海市、浙江省、江蘇省の華東地区で伝播が広がるウイルスいついて、ゲノム配列から同一の感染源であるとの見方を示している。

 このほか、13日に中国本土(天津市)で初めてオミクロン変異株感染例が確認されたことも明らかとなった。患者は国外から到着した輸入性の事案で、無症状という。香港でも13日までに7人のオミクロン変異株感染例が確認されているが、すべて輸入性事案。

 なお、マカオ特別行政区では12月13日まで65日連続市中感染確認例ゼロ、香港特別行政区でも同66日連続ゼロを維持した。具体的なスケジュールや条件等は未公表だが、中国本土、香港、マカオの三地間で隔離検疫免除の相互往来を再開する準備が進められているとされる。

中国・北京(資料写真)—本紙撮影

中国・北京(資料写真)—本紙撮影

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