マカオで「華道」体験講座開催へ…ローカルに向けた日本文化普及目的

 日本国駐香港総領事館は5月6日、マカオの日本人会にあたる澳門日本会と共同で、同月21日にマカオ半島新口岸地区にあるアーティゼン・グランド・ラパ・マカオ2階のロータス・ルームにて日本伝統文化「華道」体験講座を開催すると発表。

 マカオのローカルを対象としたもので、日本文化への理解を深め、興味関心を高めることが開催目的という。講座はおよそ2時間で、講師による華道の歴史とバックグラウンドの紹介と生け花の実演、参加者による生け花体験で構成される。また、日本国駐香港総領事の岡田健一大使が香港からオンラインを通じて参加し、マカオの参加者とともに生け花体験を行うとのこと。

 講座の参加費用は無料で、参加には事前申し込みが必要。定員を超える申し込みがあった場合には抽選となる。

 新型コロナ防疫対策の一環として、マカオでは2020年初頭から厳格な水際措置が維持されており、香港や日本との人的往来は依然として困難な状況。本イベントは、久しぶりにマカオで開催される本格的な日本文化普及イベントとなり、すでに多くの参加申し込みが寄せられているという。

マカオで開催される日本伝統文化「華道」体験講座の告知チラシのイメージ(図版提供:日本国駐香港総領事館)

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