中国本土の新型コロナ新規市中感染者数は52人、3日連続100人以下…状況落ち着くも一部地域で拡散リスク依然存在=6/17

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株及びその亜種(いわゆる「ステルスオミクロン」等)の流入を受け、上海や北京など一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が6月18日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月17日の中国本土における新規市中感染確認者数は11人(前日から12人減)だったとのこと。内訳は、内モンゴル自治区5人、遼寧省4人、北京市1人、上海市1人。このうち内モンゴル自治区の1人が無症状から感染確認に転じた事案。中国本土で市中感染確認例が出現するのは245日連続で、6日連続100人以下となった。

 市中の無症状感染例は41人(前日と同数)。内訳は、内モンゴル自治区16人、北京市8人、上海市6人、吉林省4人、広西チワン族自治区3人、河北省2人、遼寧省2人。

 無症状を含む新規感染者数は52人で、3日連続100人以下を維持した。

 5月末にロックダウンが解除となった上海市では目立ったリバウンドは出現していないものの、依然として社会面(隔離対象ではない一般市中)における感染者が散発的に出現しており、同市ではPCR検査によるスクリーニングが強化されている。17日の新規感染確認及び無症状感染者はすべて隔離対象の中から見つかったケースとのこと。

 4月下旬から再流行が続く北京市については、一旦は多くのエリアで社会面におけるゼロコロナを達成し、一部を除いて正常化が進んでいたが、近日、朝陽区にあるバー(クラブ規模の大型施設)でクラスターが発生。本クラスターに関連する感染者は300人超に上るが、ようやく下火になった模様。同市でも朝陽区を中心にPCR検査によるスクリーニングが強化実施されている。

 6月17日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は914人(うち輸入性が239人)で、重症者は9人(輸入性ゼロ)。無症状の患者1585人(輸入性523人)が医学観察下にあるとのこと。

 NHCは17日の会見で、直近1週間、世界規模でリバウンドが出現する中、中国本土については総じて平穏な状態を維持しているが、一部地域では拡散リスクが依然存在し、決して気を緩めてはならないとし、「ダイナミックゼロ」の大方針を堅持する考えをあらためて示した。

 このところ中国本土の状況は安定してきた一方で、香港ではソーシャルディスタンス措置の第二次緩和後に感染確認数の増加が続き、6月17日まで2日連続で市中感染確認数が1千人超となった。マカオについては約8ヶ月にわたって市中感染確認数ゼロを維持している。

中国・北京(資料写真)—本紙撮影

中国・北京(資料写真)—本紙撮影

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