中国本土の新型コロナ新規市中感染者数は1294人…7日連続で減少=8/27

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株の流入を受け、上海や北京といった主要都市を含む一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が8月28日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月27日の中国本土における新規市中感染確認者数は259人(前日から9人増)だったとのこと。内訳は海南省70人、四川省69人、チベット自治区51人、広東省13人、陝西省13人、重慶市12人、山西省9人、遼寧省6人、内モンゴル自治区4人、新疆ウイグル自治区4人、北京市2人、天津市2人、河南省2人、黒竜江省1人、湖南省1人。このうち海南省の42人、四川省の8人、遼寧省の6人、チベット自治区の5人、山西省の3人、重慶市の3人、湖南省の1人、広東省の1人、新疆ウイグル自治区の1人の計70人が無症状から感染確認へ転じた事案。中国本土で市中感染確認例が出現するのは316日連続で、24日連続3桁となった。

 市中の無症状感染例は1035人(前日から71人減)。内訳はチベット自治区452人、海南省125人、四川省78人、青海省76人、新疆ウイグル自治区57人、河南省52人、陝西省44人、河北省29人、江西省24人、甘粛省21人、湖北省12人、遼寧省10人、上海市8人、広西チワン族自治区8人、黒竜江省7人、重慶市7人、天津市5人、福建省5人、広東省4人、内モンゴル自治区3人、山西省2人、江蘇省2人、山東省2人、北京市1人、浙江省1人。

 無症状を含む新規感染者数は1294人で、18日連続4桁となったが、7日連続で減少を維持した。

 8月27日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は6932人(うち輸入性が568人)で、重症者は31人(輸入性ゼロ)。無症状の患者2万2052人(輸入性751人)が医学観察下にあるとのこと。

 新規感染者数の省区市別では、チベット自治区が最多の503人。このうちラサ市からの報告例が196人。無症状の占める割合が極めて高いのが特徴で、約9割となっている。8月1日からリゾート地として知られる三亜市を中心にオミクロンBA.5の流行が続く海南省は200人以下に。三亜市が約67%を占めた。

 四川省では近日緩やかな増加がみられ、27日は3桁となる147人に。大部分が成都市と南充市からの報告例。

 香港・マカオに隣接する広東省では、しばらく落ち着いた状況が続いた後、8月5日以降は連日複数の感染例が出現。25日の新規感染者数は17人で、4日ぶりに2桁となった。広州市、深圳市、東莞市から報告されたケース。他にも各地で再流行が散発しており、ウイルス型もさまざま。

 中国本土の状況は総じて落ち着いている一方で、香港ではソーシャルディスタンス措置の第二次緩和後に市中感染確認数の緩やかなリバウンドが続き、直近では8千人(輸入性含む)程度まで増加している。主流株がオミクロンBA.5に置き換わりつつある状況で、医療体制の準備も進んでいる。マカオでは6月中旬から市中でオミクロンBA.5.1の流行が続き、累計1800人超に達した。ただし、全市民を対象とした高頻度のPCR検査及び迅速抗原検査によるスクリーニングと準ロックダウンともいえる厳格な防疫措置を講じて対応した結果、8月1日までにゼロコロナ状態を実現。以降は落ち着いた状態を維持している。

中国広東省広州市内にある高層ビル(資料)—本紙撮影

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