マカオ文学テーマのミュージアム「澳門文學館」まもなくオープン

 マカオ政府文化局(ICM)は9月15日、マカオ文学をテーマとした新ミュージアム「澳門文學館」の開幕セレモニーを同月17日午後に開催し、18日から一般公開すると発表。

 同館の設立目的はマカオ文学の伝承にあり、資料収集、展示、交流、研究機能を有する文学センターとクリエイティブ空間を目指しているとのこと。

 同館はマカオ半島中央部の荷蘭園エリア(荷蘭園大馬路95號A-B座)に位置し、建物は1920年代に建てられ旧公務員宿舎をリノベーションしたもの。ポルトガルの典型的な住宅設計が特色で、マカオの文化財建築物にも選定されている。2回建ての館内には、常設エキジビションルーム、閲覧室、企画展エキジビションルーム、マルチファンクションルームなどのスペースが用意されているという。

「澳門文學館」外観イメージ(写真:ICM)

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