中国本土の新型コロナ新規市中感染者数が2日連続3千人超…広東省665人、大半が広州市からの報告例=11/3

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株の流入を受け、上海や北京といった主要都市を含む一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が11月4日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月3日の中国本土における新規市中感染確認者数は704人(前日から173人増)だったとのこと。内訳は内モンゴル自治区239人、広東省195人、重慶市41人、福建省39人、北京市32人、山西省30人、河南省22人、新疆ウイグル自治区22人、四川省15人、黒竜江省11人、陝西省11人、山東省10人、湖南省10人、甘粛省8人、雲南省5人、江蘇省3人、遼寧省2人、貴州省2人、寧夏回族自治区2人、天津市1人、上海市1人、浙江省1人、安徽省1人、青海省1人。このうち福建省の35人、広東省の8人、甘粛省の8人、山西省の6人、四川省の6人、重慶市の3人、北京市の1人、内モンゴル自治区の1人、遼寧省の1人、雲南省の1人、陝西省の1人の計71人が無症状から感染確認へ転じた事案。

 市中の無症状感染例は3167人(前日から498人増)。内訳は内モンゴル自治区525人、広東省470人、新疆ウイグル自治区411人、湖南省392人、黒竜江省330人、山西省178人、河南省165人、青海省115人、山東省99人、湖北省75人、甘粛省73人、福建省67人、河北省55人、重慶市39人、四川省39人、雲南省34人、遼寧省24人、陝西省19人、江蘇省11人、吉林省8人、北京市6人、上海市6人、天津市5人、安徽省5人、チベット自治区5人、浙江省4人、広西チワン族自治区3人、寧夏回族自治区3人、貴州省1人。

 無症状を含む新規感染者数は3871人で、8日連続増。また、2日連続3千人超となった。

 11月3日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は5597人(うち輸入性が527人)で、重症者は30人(輸入性ゼロ)。無症状の患者2万5860人(輸入性1126人)が医学観察下にあるとのこと。

 11月3日に新規感染例の報告があった省市区の数は全31のうち29で、前日から1増。このうち3桁となったのは内モンゴル自治区(764人)、広東省(665人)、新疆ウイグル自治区(433人)、湖南省(402人)、黒竜江省(341人)、山西省(208人)、河南省(187人)、青海省(116人)、山東省(109人)、福建省(106人)の10省区。依然として多くの省市区で患者が出現する状況が続く。

 香港・マカオに隣接する広東省では、しばらく落ち着いた状況が続いた後、8月初旬以降は連日複数の感染例が出現している状況。3日の新規感染者数は前日から206人増の665人で、7日連続で3桁に。このうち広州市からの報告例が87.1%を占める579人で最多。省内その他は深圳市12人、汕頭市32人、仏山市14人など。

 中国本土の状況は総じて落ち着いている一方で、香港では昨年末から流行第5波が続いており、直近の単日新規感染者数は5千人前後で推移。9月26日からは入境時の義務的隔離検疫も不要となり、事実上ウィズコロナに転換したといえる。マカオについては長期にわたって市中感染確認数ゼロの落ち着いた状態を維持。こちらは中国本土に倣ってゼロコロナ政策を堅持する方針を示している。なお、マカオ市中では10月26日以降、相次いで陽性者が出現。当局はいずれも珠海市から流入した輸入性あるいは輸入関連性事案との見方を示している。近日は新たな感染者の出現も途絶え、市中感染リスクは低下したとのことだが、安全を確認するための全民PCR検査が4〜5日にかけて実施される。

マカオとの陸路の玄関口のとなる広東省珠海市の拱北出入境ゲート(資料)—本紙撮影

マカオとの陸路の玄関口のとなる広東省珠海市の拱北出入境ゲート(資料)—本紙撮影

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