中国本土の新型コロナ新規市中感染者数は3万5800人…広東省が約8千人で最多、北京市でも5千人超に=11/30

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株の流入を受け、上海や北京といった主要都市を含む一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が12月1日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、11月30日の中国本土における新規市中感染確認者数は4080人(前日から156人減)だったとのこと。内訳は広東省1599人、北京市1023人、山西省215人、重慶市206人、四川省170人、雲南省103人、浙江省93人、黒竜江省89人、内モンゴル自治区76人、河南省75人、福建省65人、遼寧省53人、陝西省46人、山東省42人、江蘇省34人、海南省29人、湖南省26人、貴州省24人、上海市23人、新疆ウイグル自治区21人、湖北省19人、吉林省18人、河北省16人、広西チワン族自治区5人、青海省5人、安徽省2人、チベット自治区2人、天津市1人。このうち広東省の662人、重慶市の55人、浙江省の41人、北京市の37人、河南省の12人、四川省の9人、山西省の8人、陝西省の7人、雲南省の5人、青海省の5人、江蘇省の4人、黒竜江省の3人、内モンゴル自治区の2人、福建省の2人、チベット自治区の2人、遼寧省の1人、山東省の1人、湖南省の1人、広西チワン族自治区の1人の計858人が無症状から感染確認へ転じた事案。

 市中の無症状感染例は3万1720人(前日から1656人減)。内訳は重慶市6433人、広東省6315人、北京市4020人、山西省2123人、四川省1244人、新疆ウイグル自治区968人、雲南省857人、広西チワン族自治区751人、天津市720人、吉林省714人、陝西省686人、黒竜江省666人、湖北省658人、青海省641人、山東省605人、遼寧省507人、江蘇省487人、甘粛省471人、河北省436人、寧夏回族自治区431人、河南省366人、安徽省291人、湖南省278人、内モンゴル自治区258人、浙江省201人、上海市174人、貴州省141人、福建省119人、江西省81人、海南省62人、チベット自治区12人、新疆生産建設兵団4人。

 無症状を含む新規感染者数は3万5800人で、3日連続減。ただし、20日連続5桁(1万人超え)となり、8日連続で3万人を上回った。上海市での大規模なロックダウンが実施されるなど各地で目立った再流行が出現していた今年4月中旬頃を上回る水準に。

 11月30日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は3万7347人(うち輸入性が776人)で、重症者は99人(輸入性ゼロ)。無症状の患者38万8467人(輸入性1756人)が医学観察下にあるとのこと。

 11月30日に新規感染例の報告があった省市区の数は全31のうち31で、前日と同数。このうち広東省(7914人)、重慶市(6639人)、北京市(5043人)、山西省(2338人)、四川省(1414人)の5省市が4桁に上ったほか、新疆ウイグル自治区(989人)、雲南省(960人)、広西チワン族自治区(756人)、黒竜江省(755人)、陝西省(732人)、吉林省(732人)、天津市(721人)、湖北省(677人)、山東省(647人)、青海省(646人)、遼寧省(560人)、江蘇省(521人)、甘粛省(471人)、河北省(452人)、河南省(441人)、寧夏回族自治区(431人)、内モンゴル自治区(334人)、湖南省(304人)、浙江省(294人)、安徽省(293人)、上海市(197人)、福建省(184人)、貴州省(165人)の23省市区が3桁に。依然として多くの省市区で患者が出現する状況が続く。

 香港・マカオに隣接する広東省では、しばらく落ち着いた状況が続いた後、8月初旬以降は連日複数の感染例が出現。10月下旬から急増し、流行開始以来最悪の状況を迎えている。30日の新規感染者数は前日から840人減の7914人で、13日連続1万人以下となったものの、依然として高止まりが続く。このうち87.7%がオミクロンBA.5.2の流行は発生しているとされる広州市からの報告例。省内その他は深圳市、仏山市、中山市、珠海市などから。

 このほか、広東省と並び連日多くの感染例が報告されている重慶市では、対前日1千人超の減で、3日連続で減少を維持。一方、オミクロンBF.7が流行しているとされる北京市ではリバウンドが続き、5千人超に達した。社会面(隔離対象ではない一般市中)から発見に至ったケースも350人いたという。

 中国本土の状況は総じて落ち着いている一方で、香港では昨年末から流行第5波が続いており、直近の単日新規感染者数は5千人前後で推移。9月26日からは入境時の義務的隔離検疫も不要となり、事実上ウィズコロナに転換したといえる。中国本土に倣ってゼロコロナ政策を堅持するマカオについては、基本的に市中感染確認数ゼロの落ち着いた状態を維持しているものの、このところ中国本土滞在歴のある人、中国本土からの観光客、その接触者の感染が相次いでおり、緊張が高まっている。11月30日単日のマカオの陽性報告数は8人。

中国・北京(資料写真)—本紙撮影

中国・北京(資料写真)—本紙撮影

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