中国本土の新型コロナ新規市中感染者数は約3.16万人…6日連続減、広東省では減少傾向=12/3

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株の流入を受け、上海や北京といった主要都市を含む一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が12月4日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月3日の中国本土における新規市中感染確認者数は4168人(前日から235人増)だったとのこと。内訳は広東省1868人、北京市708人、重慶市260人、四川省188人、浙江省150人、山西省149人、雲南省130人、黒竜江省92人、福建省86人、河南省86人、湖南省66人、海南省55人、内モンゴル自治区54人、山東省43人、江蘇省40人、上海市36人、陝西省31人、安徽省26人、遼寧省22人、貴州省20人、湖北省15人、青海省12人、新疆ウイグル自治区11人、吉林省9人、広西チワン族自治区8人、河北省2人、寧夏回族自治区1人。このうち広東省の413人、重慶市の127人、浙江省の68人、湖南省の18人、北京市の15人、四川省の11人、青海省の11人、福建省の7人、河南省の7人、山西省の6人、山東省の6人、貴州省の4人、雲南省の4人、陝西省の4人、黒竜江省の2人、遼寧省の1人、江蘇省の1人の計712人が無症状から感染確認へ転じた事案。

 市中の無症状感染例は2万7433人(前日から1461人減)。内訳は重慶市5112人、広東省4785人、山西省2628人、北京市2486人、黒竜江省1031人、四川省925人、陝西省921人、雲南省898人、山東省666人、新疆ウイグル自治区665人、青海省642人、江蘇省549人、天津市537人、湖北省473人、上海市450人、浙江省435人、遼寧省426人、湖南省426人、広西チワン族自治区394人、吉林省367人、内モンゴル自治区356人、寧夏回族自治区348人、安徽省306人、福建省289人、甘粛省282人、河南省264人、貴州省233人、河北省209人、江西省191人、海南省101人、新疆生産建設兵団23人、チベット自治区15人。

 無症状を含む新規感染者数は3万1601人で、6日連続減。ただし、23日連続5桁(1万人超え)となり、11日連続で3万人超に。上海市での大規模なロックダウンが実施されるなど各地で目立った再流行が出現していた今年4月中旬頃を上回る水準にある。

 12月3日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は4万0228人(うち輸入性が657人)で、重症者は111人(輸入性ゼロ)。無症状の患者39万1042人(輸入性1778人)が医学観察下にあるとのこと。

 12月3日に新規感染例の報告があった省市区の数は全31のうち31で、前日と同数。このうち広東省(6653人)、重慶市(5372人)、北京市(3194人)、山西省(2777人)、黒竜江省(1123人)、四川省(1113人)、雲南省(1028人)の7省市が4桁に上ったほか、陝西省(952人)、山東省(709人)、新疆ウイグル自治区(676人)、青海省(654人)、江蘇省(589人)、浙江省(585人)、天津市(537人)、湖南省(492人)、湖北省(488人)、上海市(486人)、遼寧省(448人)、内モンゴル自治区(410人)、広西チワン族自治区(402人)、吉林省(376人)、福建省(375人)、河南省(350人)、寧夏回族自治区(349人)、安徽省(332人)、甘粛省(282人)、貴州省(253人)、河北省(361人)、江西省(191人)、海南省(156人)の23省市区が3桁に。依然として多くの省市区で患者が出現する状況が続く。

 香港・マカオに隣接する広東省では、しばらく落ち着いた状況が続いた後、8月初旬以降は連日複数の感染例が出現。10月下旬から急増し、流行開始以来最悪の状況に直面している。近日は減少傾向が続いており、3日の新規感染者数は前日から1139人減の6653人、無症状から感染確認に転じたケースを除くと約6200人。このうち約4500人がオミクロンBA.5.2の流行が発生しているとされる広州市からの報告例。省内その他でも、仏山市で約380人、深圳市で約200人に上った。マカオと隣接する珠海市は27人で、うち3人が隔離対象ではない市中から発見に至ったケース。

 このほか、広東省と並び大規模な再流行が発生している重慶市でも6日連続で減少を維持。オミクロンBF.7が流行しているとされる北京市は依然高止まりしており、社会面(隔離対象ではない一般市中)から発見に至ったケースは2日連続増え、約380人いたという。

 中国本土の状況は総じて落ち着いている一方で、香港では昨年末から流行第5波が続いており、直近の単日新規感染者数は5千人前後で推移。9月26日からは入境時の義務的隔離検疫も不要となり、事実上ウィズコロナに転換したといえる。中国本土に倣ってゼロコロナ政策を堅持するマカオについては、基本的に市中感染確認数ゼロの落ち着いた状態を維持しているものの、このところ中国本土滞在歴のある人、中国本土からの観光客、その接触者の感染が相次ぎ、中国本土からの入境者に対する防疫措置の強化が進んでいる。

中国広東省深圳市の繁華街「東門歩行街(老街)」(資料)—本紙撮影

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