マカオの2022年11月の対外商品貿易統計公表…輸入が3ヶ月ぶり減に

 マカオでは世界規模の新型コロナウイルス感染症流行の影響により2020年2月頃から経済活動の縮小が続く。

 同年第3四半期から段階的にマカオと中国本土の間の往来制限が緩和されて以降、特に輸入については一旦は増加したものの、近月は再び減少に転じていた。

 マカオ政府統計調査局は12月30日、今年(2022年)11月の商品貿易統計を公表。

 今年11月の貨物輸出総額は前年同月から18.1%増の14.0億パタカ(日本円換算:約229億円)。再輸出が20.0%増の12.0億パタカ(約196億円)で、このうち非ダイヤモンド製ネックレスと機会設備・パーツが3.7倍、1.7倍のそれぞれ増、カジノ用品と腕時計は77.5%、30.5%のそれぞれ減。マカオ製の商品の輸出は7.8%増の2.0億パタカ(約33億円)となり、このうち医薬・有機化学製品が31.8%増、衣料品が29.9%減。商品輸入総額は16.7%減の129.8億パタカ(約2120億円)で、3ヶ月ぶりマイナス。このうち香水、コスメ・スキンケア商品、携帯電話が56.8%、55.8%、34.6%のそれぞれ減だった一方、ゴールド製ネックレスと食品・飲料品は25.0%、16.3%のそれぞれ増。単月の商品貿易赤字は115.7億パタカ(約1890億円)。

 今年1〜11月累計の輸出総額は前年同時期から6.4%増の127.0億パタカ(約2074億円)で、内訳は再輸出が7.2%増の108.4億パタカ(約1770億円)、マカオ製の商品が2.1%増の18.6億パタカ(約304億円)。輸入総額は8.1%減の1279.5億パタカ(約2兆0897億円)。商品貿易赤字は120.2億パタカ(約1963億円)減の1272.6億パタカ(約2兆0785億円)。

 今年1〜11月の輸出先別は、香港が15.9%増の97.4億パタカ(約1591億円)、米国が10.2%減の5.8億パタカ(約95億円)、EUが7.1%減の1.6億パタカ(約26億円)。中国本土は28.3%減の12.2億パタカ(約199億円)。品目別では、紡績品・衣類が13.9%増の16.5億パタカ(約269億円)、非紡績商品が5.4%増の110.5億パタカ(約1805億円)。

 輸入品の原産地別では、EUが6.1%減の419.7億パタカ(約6855億円)、中国本土が11.5%減の389.3億パタカ(約6358億円)。輸入元別では、香港が10.4%減の1075.5億パタカ(約1兆7566億円)、中国本土が7.3%増の158.8億パタカ(約2594億円)。品目別では、消費財が7.2%減の930.3億パタカ(約1兆5194億円)。このうちコスメ・スキンケア製品が181.2億パタカ(約2959億円)、腕時計が90.1億パタカ(約1472億円)で、それぞれ24.7%、16.7%減。食品・飲料は175.7億パタカ(約2870億円)、燃料・潤滑油は57.4億パタカ(約937億円)で、30.2%、4.9%のそれぞれ増。携帯電話は102.8億パタカ(約1679億円)、建築資材は26.7億パタカ(約436億円)で、37.9%、1.7%のそれぞれ減。

 今年1〜11月の対外商品貿易総額は前年同時期から6.9%減の1406.4億パタカ(約2兆2970億円)。

マカオ半島中心部の町並み(資料)-2019年9月、ポンテ16にて本紙撮影

マカオ半島中心部の町並み(資料)-2019年9月、ポンテ16にて本紙撮影

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