サンズが噂を事実無根と一蹴—非マカオ籍ディーラー問題

ここ数日、マカオ社会を大きく揺るがせている非マカオ籍ディーラーの導入問題について、すでに採用済みと名指しされたサンズチャイナ社が「事実無根」との立場を強調。悪意のあるデマだとし、法的措置も辞さない強い姿勢で臨むことを表明した。

10月5日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。インターネット上で「サンズマカオが300名の中国本土留学生を採用し、非カジノ部門に配属した後、ディーラーや監督主任に転属させる」との情報が流れているという。これについて、サンズチャイナ社は4日夜に、悪意のあるデマだとし、同社ではマカオ市民のみをディーラーとして採用しているとの声明を発表。デマの出所について、刑事、民事両面で法的措置を講じる姿勢を示した。

ヴェネチアンマカオ(資料)―本紙撮影

ヴェネチアンマカオ(資料)―本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  冬のマカオの街を美しく彩る毎年恒例のイルミネーションイベント「ライトアップマカオ2024(中国語…
  2.  マカオ政府が経済ダイバーシティ化の一環、また「舞台芸術の都」を築く目標に沿ってコタイ地区の南東部…
  3.  マカオ政府統計・センサス局は12月6日、今年(2024年)8〜10月の住宅価格指数を公表。 …
  4.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  5.  マカオ半島新口岸地区に位置するホテル、アーティゼン グランド ラパ マカオ (Artyzen G…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」の新線「横琴線(…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  4.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  5.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun