マカオ、6月13〜14日頃に低気圧接近に伴う激しい雷雨の予報…台風に発展の可能性も

 マカオではこのところ連日ゲリラ降雨に見舞われている。マカオ政府地球物理気象局(気象台、SMG)によれば、トンキン湾(北部湾)付近に停滞する低気圧の影響とのこと。

 SMGは6月9日、この低気圧が週末にかけてゆっくりと東へ進む見通しで、次週半ば(6月13〜14日頃)にかけて広東沿岸で雷を伴う激しい雨となるとの予測を明らかにした。

マカオ政府地球物理気象局(資料)=タイパ島大潭山にて本紙撮影

 また、世界各地の気象機関による予報モデルでは、この低気圧が東進する過程で台風に発展する可能性があるとしているものもあり(ヨーロッパ中期予報センターによる台風生成確率は最高で80〜90%)、SMGでも状況を注視しているとした。

 状況によってはマカオと香港及び広東省の間の交通アクセス等に影響が生じる可能性もあるため、6月13〜14日頃に当地滞在予定がある場合、最新の気象情報に留意したい。

マカオ気象台が作成した現況の天気図とヨーロッパ中期予報センターによるデータの比較資料(画像:SMG)

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