マカオ、端午節の単日インバウンド旅客数は約10万人

 マカオでは、旧暦5月5日の端午節(2023年は6月22日)がパブリックホリデーとなっている。マカオ及び香港では飛び石連休となるが、中国本土では6月24日まで三連休に。

 マカオ治安警察局が6月23日午前に公表した資料によれば、22日の単日インバウンド旅客数は約10万人(延べ、以下同)に上ったとのこと。イミグレーション施設別では、中国本土との主要な陸路の玄関口となる關閘(ボーダーゲート)経由が最多を占めた。

 22日、マカオではマカオ国際ドラゴンボートレースが開催され、会場は多くの観客で賑わった。市内各所の観光名所周辺でも大勢の人出が見られた。

 今年に入って以降、マカオのインバウンド旅客数は急回復しており、今年1〜5月累計のインバウンド旅客数は前年同期比205.9%増の943万6215人で、コロナ前2019年同時期の約55%に相当する。

端午節に開催されたマカオ国際ドラゴンボートレースの様子=2023年6月22日(写真:マカオ政府体育局)

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