マカオの観光地とIR施設でスリ繰り返す…モンゴル人の男逮捕

 マカオ治安警察局は6月28日、タイパ島の観光名所とコタイ地区の統合型リゾート(IR)でスリを行ったとして40代のモンゴル人の男1人を窃盗罪で逮捕、検察院送致したと発表。

 同局の発表によれば、同月22日に財布を盗まれたとする市民及び観光客からの通報が相次いだとのこと。最初の事案は、マカオ人の男性がタイパ島の官也街周辺を散策していた際、後方から何者かにバッグを引っ張られたような感覚があったが、混雑しているため気に留めなかったものの、後にバッグの中に入れていた約1800パタカ(日本円換算:約3万1900円)入りの財布が亡くなっていることがわかり、警察に通報。次の事案は、コタイ地区にあるIRに併設するホテルにいた旅行者の男性がショルダーバッグを開けられているのに気づいて中を確認したところ、約1万5000香港ドル(約27万6000円)入りの財布がなくなっていたため、ホテルの警備員を通じて警察に通報したしたというもの。2件目については、後に財布を拾ったという人からの届け出があり、被害者の手に戻ったが、現金はなくなっていたという。

マカオの観光地とIR施設でスリを繰り返したとして逮捕されたモンゴル人の男(写真:マカオ治安警察局)

 通報を受けて警察が捜査に着手し、「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視カメラシステムの活用により、両事案が同一人物の犯行であることが判明し、被疑者の身元の特定にも成功。23日早朝、マカオ半島新口岸地区にあるマッサージ店で逮捕に至ったとのこと。逮捕時の所持金は約20パタカ(約350円)、約2800香港ドル(約5200円)、約400人民元(約8000円)だったという。

 被疑者は警察の調べに対し、タイパ島でのスリ行為は認めたものの、それ以外については否認。盗んだカネはギャンブルに使ったなどと供述しているという。なお、被疑者は自身の身元について不正確な申告をしたことも明らかとなったことから、虚偽申告罪も加わったとした。

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