新ホテル「ラッフルズ・アット・ギャラクシー・マカオ」が8月16日ソフトオープンへ

 マカオの統合型リゾート(IR)運営大手のギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)は7月5日、フランスに本拠を置く国際ホテルチェーン、アコーホテルズとの提携による新ホテル「ラッフルズ・アット・ギャラクシー・マカオ」を8月16日にソフトオープンすると発表。

 同ホテルはコタイ地区にあるGEGの旗艦IR施設、ギャラクシー・マカオに併設。リゾート東側に建ち、煌びやかなLEDウォールと金色に輝く外観、ガラスの橋で2つのタワーをつなぐ印象的な外観となっている。

中央が「ラッフルズ・アット・ギャラクシー・マカオ」(写真:Galaxy Entertainment Group)

 客室数は約450で、すべてスイート仕立て。センスの良いインテリアと素晴らしい眺望、さらに著名なバトラーサービスも合わせ、滞在を通じて伝説的なラッフルズブランドの魅力を体験できるとのこと。同ホテル宿泊者専用のプールはインフィニティ・プール形式となっており、同IRが誇る巨大レジャー・プール施設「グランド・リゾート・デッキ」にもアクセス可能。

 同時オープンの「ラッフルズ・ラウンジ&テラス」では、ラッフルズ伝統のアフタヌーンティをはじめ、各種西洋料理及びワインなどを提供するという。

「ラッフルズ・アット・ギャラクシー・マカオ」パノラミック・スイートのイメージ(写真:Galaxy Entertainment Group)

 なお、年末にかけてのグランドオープンでは、ミシュラン3つ星を獲得した寿司職人、宮川政明氏とのコラボレーションによる「寿司割烹」をコンセプトとした日本料理店、ジョイス・ワン氏のデザインによるシグネチャー・バーの「ロング・バー」といった期待度の高い料飲施設が登場する予定。

 シンガポールのラッフルズ・ホテルのバーでカクテル「シンガポール・スリング」が誕生したことはよく知られているが、マカオのロング・バーでは世界で唯一の公式「マカオ・スリング」を提供するとしている。

 現在、ギャラクシー・マカオにはザ・リッツカールトン・マカオ、バンヤンツリー・マカオ、JWマリオットホテル・マカオ、ホテルオークラ・マカオ、ギャラクシー・ホテルが入り、アンダーズ マカオも近くオープン予定とされている。ラッフルズ・アット・ギャラクシー・マカオを含めて7つのホテルが一つ屋根の下に集結することになる。

「ラッフルズ・ラウンジ&テラス」のイメージ(写真:Galaxy Entertainment Group)

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