マカオ国際空港、2023年上半期の旅客数がコロナ前の4割強まで回復

 マカオの主要な空の玄関口、マカオ国際空港の運営会社にあたるCAMがこのほど公表した資料によれば、今年上半期(2023年1〜6月)の旅客数がコロナ前2019年の41.38%にあたる約195.4万人(延べ、以下同)まで回復したとのこと。

 今年第2四半期の旅客数に限ると約119.7万人で、前の四半期(今年第1四半期)から58.12%増に。月次ベースでも4〜6月まで増加傾向を維持。伝統的な閑散期とされる6月についても年初来単月最多の約43.1万人となり、コロナ前の55.3%に達した。旅客数の回復が進んでいる状況がうかがえる。

 マカオでは年初に事実上のウィズコロナへの転換とこれに伴う水際措置の大幅緩和があり、以降は各航空会社が路線の再開や増便を段階的に進めてきた。ただし、路線ネットワーク及びフライト数は依然として回復途上にある。目下、繁忙期の夏休みを控える時期で、各社による路線の再開や新設、増便の報が相次いでいる。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島にて本紙撮影

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