熱波続く韓国で開催中の世界スカウトジャンボリー、マカオから参加の2人が体調不良で撤退

 韓国の南西部にある全羅北道のセマングムで参加者4万人規模というボーイスカウトの祭典「第25回世界スカウトジャンボリー」が開催(8月1日から12日まで)されている。

 マカオの公共放送局TDMが8月5日のラジオニュースで報じた内容によれば、このところ韓国では連日猛暑が続いており、同イベントの参加者に熱中症が相次いでいるとのこと。同イベントにはマカオのスカウトも55人が参加しているといい、このうち2人が体調不良で4日に撤退したという。

 マカオスカウト総会は同局の取材に対し、24時間体制で現地の状況把握を行っており、参加者から早期撤退の申し出があれば、適切に対処するとコメント。主催者側はアウトドアアクティビティを市内遊覧ツアーに切り替えたり、キャンプ地での水やアイスクリームの提供、避暑用の大型バスの手配、医療スタッフの増など、熱波の影響を改善するさまざまな措置を講じており、環境は整ってきているとした。

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