マカオ、2023年6月末の総人口は67万8800人…前年同時期から1.7%増、海外労働者戻る

 マカオ政府統計調査局は8月10日、今年第2四半期(2023年4〜6月期)の人口統計を公表。

 今年6月末時点の総人口は67万8800人で、同年第1四半期末(67万3600人)から0.8%増、前年同時期(67万7300人)から1.7%増だった。コロナ禍で流出したマカオ居住の海外労働者が戻ったことが主な増加要因。総人口に占める女性の割合は53.3%。

 今年第2四半期の新生児数は同年第1四半期から67人減の920人。性別比は105.8で、女児100人に対して男児が105.8人。今年上半期累計の新生児数は前年同時期から258人減の1907人。

 今年第2四半期の死亡人数は同年第1四半期から616人減の604人。死因は悪性腫瘍(がん)が35.4%を占めトップで、循環器系疾病が23.2%、呼吸器系疾病が15.9%で続いた。今年上半期累計の死亡人数は前年同時期から568人増の1824人。

 今年第2四半期末時点における海外労働者数は同年第1四半期末から1万0615人増となる16万5273人。このほか、今年第2四半期の中国本土からの移民数は同年第1四半期から189人減の709人、新規居留許可獲得者数は12人増の198人。

 今年第2四半期の婚姻登録数は同年第1四半期から28件減の787件。今年上半期累計の婚姻登録数は前年同時期から136件増の1602件。

マカオ歴史市街地区にあるモンテの砦から望む町並み(資料)=2020年4月本紙撮影

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