マカオ、盗んだバイクで走り出したらすぐ交通検問…中国人旅客の男逮捕、オーバーステイも発覚

 マカオ治安警察局は8月18日、同月14日未明にカジノIR(統合型リゾート)が集積するコタイ地区のストリートで実施した交通検問で車両窃盗、無免許、オーバーステイの中国人旅客の男(47)を検挙したと発表。

 同局によれば、バイクを運転して現場を通りがかった男に運転免許証と身分証の提示を求めたところ、いずれも提示できず、身分確認手続きを経てオーバーステイ状態であることが発覚したことから、詳しい調査のため警察署に連行したとのこと。

 男は警察の調べに対し、マカオ入りしてからカジノ施設をめぐって過ごしていたが、8月5日に滞在期限を迎え、ホテル内に隠れていたと説明。また、この日はホテルを出て、近くを歩いていたところ、鍵のかかっていない大型バイクを見つけ、それに乗って走り出したらすぐ交通検問があり、呼び止めらるに至ったという。

 目下、マカオ治安警察局はマカオ警察総局による指揮の下、地域社会の良好な治安環境の維持と保護を目的とした犯罪抑止・撲滅作戦「落雷2023」を展開する中、連日市内各所で交通検問を行っている。

マカオ治安警察局による交通検問のイメージ(写真:マカオ治安警察局)

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