香港国際空港の制限エリアと港珠澳大橋マカオ側イミグレ結ぶ直通バスが営業運転開始

 香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を直結するクロスボーダーバスサービスがきょう(8月30日)営業運転を開始した。

 同サービスを活用することで、世界各地からのフライトで香港国際空港到着後に香港へ入境することなく直接マカオ入りでき、またフライト出発地で預けたバゲージもマカオまで届けられる。(※香港国際空港でのバス乗り継ぎ時にカウンターでバゲージタグを提示して手続きをする必要がある。)

 マカオ政府旅遊局は8月30日、今回の新サービス開始によってマカオとの間で直行便が就航していない世界各地から香港を経由してマカオ入りする旅客の利便性が飛躍的に向上し、マカオの国際旅客ソース拡大につながると歓迎の意向を示し、積極的に周知を図る考えを示した。

 バスは「澳門香港機場直達(Macao HK Airport Direct)」が運行し、運行開始の初期段階で午前7時半から午後7時半まで毎時1本、所要時間は約45分。状況をみて増便が検討されるとのこと。

マカオ政府旅遊局が実施している香港国際空港内での宣伝の様子(写真:MGTO)

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