マカオ衛生局、SMS活用し適齢期の女性に子宮頚がん検査の受検促す取り組み展開

 マカオ政府衛生局(SSM)は9月8日、世界保健機関(WHO)が子宮頸がんの予防と治療の強化を呼びかけていることを受け、同局ではマカオにおける子宮頚がん検査サービス使用率の向上、早期診断による早期治療を目標に、適齢期のマカオ居民に対し、検査受検を促すショートメッセージサービス(SMS)の発信を始めると発表。

 SSMが提供する子宮頚がん検査サービスは無料で利用でき、対象は21〜65歳の性経験がありかつ子宮頚がんの症状がない女性を対象としている。

 第1フェーズとして、同月から2024年4月にかけて30〜35歳の女性に向けて、直近2〜3年以内に未検査の場合は速やかに検査の予約をするよう促す内容のSMSを発信するとした。

マカオ政府衛生局が作成した子宮頚がん検査の受検を促すインフォグラフィック(画像:SSM)

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