マカオで日本の若手現代アーティスト5名によるグループ展開催

 マカオ・コタイ地区にある複合リゾート「リスボエタマカオ(澳門葡京人)」内にあるアートギャラリー「Humarish Clubアートスペース」で11月28日から日本の若手現代アーティスト5名によるグループ展「Sensibility and Perception(視線と感性)」の開催がスタートした。

 本展はマカオのHumarish Clubと日本のミヅマアートギャラリーの共同開催で、江口綾音さん、荻野夕奈さん、大畑伸太郎さん、名もなき実昌さん、水野里奈さんによる鮮やかかつ繊細な要素が調和、共存した作品が一堂に会し、マカオで現代日本のアートシーンの並外れた精緻さを身近に感じる貴重な機会となる。

日本の若手現代アーティスト5名によるグループ展「Sensibility and Perception(視線と感性)」開幕セレモニーの様子(写真:Humarish Club)

 本展の開催期間は(2024年)1月12日まで。オープン時間は12時〜20時(現地時間)、入場無料。

 会場となるHumarish Clubアートスペースは2022年8月にオープン。同所のファウンダー兼首席芸術総監の華雨舟氏は1987年から1997年まで日本に留学し、美術史を専攻した経歴を持つ日本の戦後及び現代芸術に造詣が深い専門家として知られ、これまでに新進気鋭の日本アーティストの個展を度々開催している。

日本の若手現代アーティスト5名によるグループ展「Sensibility and Perception(視線と感性)」会場内の様子(写真:Humarish Club)

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